メタボ健診(メタボリックシンドロームを調べる健康診断)を無料化にした自治体がいくつかあります。北から、仙台、さいたま、名古屋、大阪、北九州市、静岡県吉田町、沖縄県南風町などです。
自治体が料金を負担するので、メタボ健診は普及しやすいと思います。しかしながら、、これは財政に余裕のある自治体ならば良いでしょうが、そうでないところには苦しいでしょう。
メタボ健診による利益を見込む自治体も多くあるのは、無料にするのはあまりに勿体無いという本音からだと思います。いろいろな税収を考えると、無料化を実施する自治体が少ないのは仕方のないことだと思います。
それに、義務化されているわけですから、どれだけ市民、町民が不満に思おうとも、結局は検診を受けなければなりません。その分の税金は結局は支払う事になりますからね。それでも無料にするということはメリットがあるからでしょう。
例えば、検診代は無料でも、そのサポートに関してはそれなりの額のお金を支払うようなシステムだったり、地方の評判を上げる為だったり、他の市や県から受診者を呼び込む事で、検診以外の部分での収入に期待したり……などといった思惑があるのかもしれません。
いずれにしても、メリットがない状態で無料化を実施するのは考えにくく、そのアテが確実に保障されるとも限りませんし、足並みをそろえない事で地方格差が開く可能性もあるので、無料が一概に優れた方針であるとも限りません。
このあたりのことも含めて、市民にとってどの方法が一番負担が少なくて良いのかを検証していくことになると思います。一年が経過して、どうなるのか議論がありそうな話題です。
しかし、市民のことばかりを考えていられない実情もあります。今回のメタボ健診で、国(厚生労働省)は自治体に、メタボリック症候群の保健指導などが義務づけました。
しかも、2012年度に65%の受診率を達成できない場合、後期高齢者医療制度で自治体が負担する支援金が最大10%増やされるなどのペナルティーが課せられます。
これを考えると、自治体は何としても受診率を達成させなくてはいけなくなりました。受身ではなく、市民が前向きに行動しないと、ツケは自分に返ってきそうですね。
2008年05月10日
メタボ健診無料化・自治体
posted by フクちゃん
| メタボ健診